先生の甘い唇【短編】
あたしは何が何だかわからなかった。



今、あたしの唇と重なっているのは、先生の唇。


あたし先生とキスしてる。



あたしからじゃなくて、先生からキスしている。



唇が離れた。



「先……生?」


「俺の気持ち、わかった??」


「全然わかんない」


「だから、俺も大竹のこと、好きなんだ」


夕日のせいかもしれないけど、先生の顔が、赤く染まっている。


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