恋のリハビリをあなたと
「……また、そういう可愛いことして。
真美ちゃんってさ、ツンデレだよな。
ツン要素が大きい分、たまにデレ要素くるとヤバイな。
我慢できないんだけど、いい?」


はっきりと口にされなくても、何を意味しているかなんて分かる。


それが分からないほど、もう子供でもないから。


というか、そうなってもいい、そういう展開を期待していたってものあるし。



「……いいよ」


承諾の返事をすると、私の返事なんて聞く気がなかったかの様なタイミングで、彼に押し倒されてしまった。


彼の切羽詰った様子に、ゾクりとした。


……この人のものに、なりたい。心も、身体も。


ただ、1つだけ、お願いを聞いてもらわなくては。


このまま、この雰囲気に、自分の本能に、流されてはいけない。


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