友達以上恋人未満。番外編
身動ぎするシイの足元に布団を掛ける。
寝やすいようにシイのネクタイを外して、ボタンを1つ外す。
…やべぇ。
これだけでも理性保つのが難しい。
もっと触れたい、という衝動を必死に止めてる。
やっとのことで理性を整えて、シイの頭を少しだけ長めに撫でて、部屋を出た。
シイのお母さんに挨拶を出て、シイの家を出る。
さっき、シイのお母さんと話をしたら、
やっぱりシイはここ最近、食事をとってないそうだ。
あの軽さは尋常じゃなかった。
俺はケータイを取り出して、ある人物にメッセージを送った。
シイにあんなことをしたやつ…
リカでも誰でもいい。
俺のシイに手ぇ出したんだからな?
この際、みんな一緒に締め上げてやる。