チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです
「今日は……どんなのにしようかな~」


あたしは、わけもわからずとりあえずそんなことを言ってみる。


「いつものアレでいーじゃん。タンバリン持って踊り狂う」


え……。


踊り狂う!?


どんな風に?


あたしは今ほど、虎ちゃんに着いて来たことを後悔したことはない。


やっぱり、知らないヤンキーから逃げまわる方が楽だったかも?






どんなのかわかんないけど、とりあえずめちゃくちゃにタンバリンを振りまわしてみた。


「もっと、もっと~」


虎ちゃんは腕をグルグルとまわして、あたしを煽る。



こう?



あたしは足踏みしながらタンバリンを叩く。


「もっと激しいヤツ~」


虎ちゃんはマイク片手に、笑いながらチラチラとあたしを見る。


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