チャラくてキケン!! それでもヤンキー彼氏が好きなんです
虎ちゃんはケラケラと笑ってるけど、あたしは全然笑えない。


ヤンキー女なら、その方がよかった。


みんながあたしと関わらないのは、怖いからなんかじゃない。


いつも下を向いていて、自信のなさそうなあたし。


嵐のと少し違うけど、クラスの子に違った意味でナメられてる。


「ホントの乙葉は、虎ちゃんが思ってるのと全然違う。学校では、暗いよ。大人しいし、友達も少ない……」


気がつけばすべての選曲が終わっていて、部屋の中は静かになっていた。








「……で?」


虎ちゃんはあたしをチラッと見ると、微かに笑った。


で?って。


まだあたしの言うことを、信じてないのかな。


それとも、そんなのどうでもいいってことなのかな。
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