最後の血肉晩餐
 ◆◆◆

 「なによ、この日記! 許せない……私の周りの男が、他の女を見るなんて! 絶対に許せない。ふぅ~ん――彼女出来たんだ。私を誘ってたくせに」


木戸優香は呟いた。


「人の幸せってなんだか、むかつくのよね。ぶち壊してやる」


続いて、優香はMIMIに届いてるメールを確認した。


――人の男取るなんて最低! 二度とかかわらないでよね。


――思うほど可愛くないのに、うちの彼氏に手を出さないでよね! 死ね。


――友達だと思ったのに、どういうこと? 裏切っていたの?


こういったメールばかりだった。携帯のメールもそう。


――俺の彼女にかかわらないでくれ。二度と会わないから。


――君は自分のことしか考えてない。別れてくれ。


――どういうことだ? 妻には言わないっていっただろう!


そんなものばかりだった。
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