最後の血肉晩餐
「それって……よっぽどのことじゃないですか?? 

女の人がそういう手段に出たってことは、嫌がることをしてしまったとしか考えられませんね」


軽くショックをうけた。


「でも思い当たる節が全く無いんだよ……」


「男の人は良くそう言いますよ。思い返してみると、彼女の様子がちょっと変わったとか、なにかあるはずですよ」


「失礼しま~す! 料理を御持ちしました」


今度は大柄な店員が襖を思いっきり開け、冷酒と料理を運んできた。


「私も冷酒飲んじゃおうかな。冷酒2瓶下さい~! 友介さんはすぐ飲んじゃいますよね」


「あぁ。お願い」
< 245 / 672 >

この作品をシェア

pagetop