最後の血肉晩餐
「駅に向かおうか……さっきの中央口の近くのマクドナルドでちょっと休まないか?

気分を落ち着けよう……大丈夫か? 恵美?」


青白い顔が蒼白に変わってしまっていた。


「ええ……ちょっと座って落ち着きましょう」


マクドナルドに着くと、恵美を席に座らせ、学生達を掻き分け、アイスコーヒーを二つ買った。俺達はコーヒーが大好きで、よく一緒に飲んだものだ。


「ほら恵美、これでも飲んで落ち着こうぜ」


「あっ、ありがとう」


一口飲むと、ため息が恵美からこぼれた。
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