最後の血肉晩餐
畳の上で十字架のように、両手を押さえつけられ、潤んだ目で上から見つめられていた。
もう寂しいのは嫌だ……良い人じゃないか――。
でも私は友介に別れを言えるんだろうか?
6年間という長い月日に、簡単におさらば出来るんだろうか?
今返事を出したら、その答えは後々嘘になってしまうかも知れない。だから何も言えなかった。
また亮君は唇を重ねてきた。気持ちの良い唇に自然に目を閉じていた。
舌が私の中で円を描き、そう思うと、まるで下半身を突いているかのように、口の中で舌を奥へ、上下に動かされた。
左手は相変わらず、私を押さえ突け、右利きの右手はワイシャツのボタンを一つづつ、外しだした。
もう寂しいのは嫌だ……良い人じゃないか――。
でも私は友介に別れを言えるんだろうか?
6年間という長い月日に、簡単におさらば出来るんだろうか?
今返事を出したら、その答えは後々嘘になってしまうかも知れない。だから何も言えなかった。
また亮君は唇を重ねてきた。気持ちの良い唇に自然に目を閉じていた。
舌が私の中で円を描き、そう思うと、まるで下半身を突いているかのように、口の中で舌を奥へ、上下に動かされた。
左手は相変わらず、私を押さえ突け、右利きの右手はワイシャツのボタンを一つづつ、外しだした。