最後の血肉晩餐
 私は亮をどうやって応援したらいいのか……? どうやってお店に貢献したら良いのか? 全然思いつかなかった。


ワインを飲みながら、考えて見たけれど、迷惑になってしまいそうで、頭に浮かんでは消去していった。


その様子をみた信吾が、またこっそりと私に耳打ちした。


「亮さん、やきもち焼きなところがあるでしょう? イライラの原因だったりしてね」


なるほど……イケメンの陸君にファンやお客、もえまでも奪われたからかな? でも……全部が全部、奪われたわけではないのに。


私がいればいいじゃない? 駄目なのかな?


キッチンで忙しく動いてる亮をカウンターで見つめながらそんなことを考えていた。
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