最後の血肉晩餐
「そうだね! ゆっくり飲みたいね。行こう! n行こう!」


逆に手を引っ張られ、急いでお会計を済ませ、エレベーターに乗り込んだ。


「ゆっくり出来る所って、どこに行くのぉ?」


「楽しいところだよ~! カラオケなんかもあるし! もう終電もないでしょう? 朝まで遊ぼうよ~」


「あ、そうだった! もう終電ないのかぁ……王子様についていくよ」


彼女は二人きりのエレベーターの中で、俺の腕を自分のほうに引寄せ、突然キスしてきた。


女の子のほうからキスされるとは……これってやっぱりチャンスだよな?


「友介君かっこいい~! タイプだよぉ」


「本当? 煽てるとキスだけじゃすまなくなるよぉ~」


俺はそう言い、抱きしめた。
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