最後の血肉晩餐
「まっ、復帰した時にはお互いあの事件は忘れような……友介! 気分が悪くなったら、勝手に帰っても大丈夫だからな。

従業員も少ないんだから、お前が倒れたら、シャレにならないからなぁ~じゃあな!」


「はい。ありがとうございます!」


剛先輩は手を振り、会場に戻って行った。社長と先輩の優しさが、胸にほんわかと暖かく残った。


「友介。遅くなってごめん」


ドキリっとして振り返った。


そこには眼を真っ赤に腫らし、白いレースのハンカチを握りしてめている桃が立っていた。
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