最後の血肉晩餐
全身の毛穴が逆立ち、体中のパーツが警報機をカンカンと鳴らしていた。


だけど、ここで終わるわけにはいかなかった。


俺の名前をなぜ知っている? 生ゴミと何かを足した、昆虫のような臭いは嗅ぎたくないが、ここで終わらすわけにはいかない。


「なんで俺の名前を知ってるんですか? 賢二とはどういう関係だったんですか?」


それを聞いたシスターは、こちらに全身を向け、牙のような歯の先から、ヨダレの糸をひき、口を大きく開け、笑った。
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