最後の血肉晩餐
 目は窪み、眼の色はブラックホールのような、けして深入りしてはいけない真っ暗闇の黒色が広がり、肌はこげたような茶色で、かさついていた。


身長163センチくらいと予想するが、顔の大きさは普通の人の二倍ほどに感じられた。



鼻の上には赤いおできがブツブツと沢山あり、気持ち悪くそれは滲じみ、何度もにきびを潰した後のようだった。


頬にもブツブツっとした赤いものがいくつもあり、口は異常に大きく、友介さんと言ったその唇の隙間からは牙のようなものが見えた。


いや……気のせいかもしれないが、真っ黄色い牙のような歯がいくつも見えた。


開いた口の間には何本かの糸のような唾液がのびた。


うっと言葉を止めてしまうような、生ゴミのような口臭が辺りにぷーんと臭った。
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