最後の血肉晩餐
 どっと疲労感に襲われ、そのまま目をつむり、眠りそうになった。ウトウトとしていた時に、ガタガタガタガタっと玄関で音がした。


なんだ……? 

仕方なくゆっくり立ち上がり、まだガタガタと音が鳴っている玄関に向かった。


郵便受けのところがガタガタと開けたり閉じたりしていた。良く見ると、手紙が何通もポストに落ちているのがわかる。


おそるおそるもっと近づいてみる。封筒を取ろうと郵便受けに手を入れた。瞬間、手を捕まれた。


見覚えがある、ブツブツだらけの手が俺の指先を掴んでいる。生臭い悪臭も同時に臭った。


「ヒィィィ!!!!」


掴んでいる手が、郵便受けの入り口にブチ当たるように俺は上に、手を何度も動かした。その度にガツッ、ガツッ、ガツッと骨の音がした。


「ぎゃ!」


封筒を握り締め、後ずさりをした。


あいつまさか……ここまで来たのか? 

認めたくは無いが、あの悪臭はきっとそうだろう。
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