最後の血肉晩餐
「そんなに俺を酔わせてどうするの?」


ピザを頬張りながらニヤリとした。


「痛めつけるかな?」


「おい! なんだよそれ~! あははは。普段痛めつけられてるのはお前のほうだろ?」


いけない口が滑った。


「ばーか! 友介のばーか! もういいや! 沢山飲んじゃう!」


表情が穏やかだ。お酒の力のせいなのか? 助かった。テレビはお笑い番組が始まり、部屋の空気も明るくなった。


「別れたらどこら辺に今度は住むの?」


「……う~ん。ねぇ――」
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