最後の血肉晩餐
あんなシスターの大きな顔面を思い出すのも嫌だ。ワインを注ぎ、考えまでもを飲み込むように、一気にグラスが空になった。

 
「どうしたの? 美味しい料理でしょう? 変な表情浮かべてないで!

ほら見て! 釜焼きピザだよ~燻製にしたハムでピザを作ったの。

これで一旦私も席につこうかな~ほら、ぼんやりしてないで! ワイン注いでよ~!」


恵美がにっこりと俺の目の前にワイングラスを差し出した。順応な犬のようにワインをグラスに注いだ。


「かんぱ~い! うん、このピザも最高! お皿に取ってあげるね!」


「丁度良さそうな焼き具合だな! うまそ~」


生地が薄めになっていて、パリパリッとした食感がまたマッチして絶妙。


「ワインもまだ一本ちょっとしか空いてないじゃないの~ほら飲んで! 飲んで!」
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