最後の血肉晩餐
 右側の銀色の冷蔵庫の扉を開けるとラベルのないあのワインがずらりと三段並んでいた。温度も調節してあるんだろうか?



横にはワイン専用の保存用冷蔵庫もあった。こちらには有名なブランドの赤や白のワイン、シャンパンやなどが入っていた。


「こっちのワインも飲んでみたいけど、このラベルのないやつが後味惹かれるんだよな~」


一本取り出し、もう一つの冷蔵庫も何が入っているのか気になった。


「こっちの冷蔵庫なんて高級食材沢山はいってんじゃないの~。

キャビアとか、ありそ~」


左手にグラスとワインを持ち替え、冷蔵庫のドアを開けた。ひんやりとした白いモヤがもくもくと辺りを包んだ。上の扉は冷凍庫になってるようだ。
< 563 / 672 >

この作品をシェア

pagetop