最後の血肉晩餐
 キッチンに向かうと、一番に目に付く、銀色の業務用の冷蔵庫が二つ並んでいた。12畳ぐらいあるだろうか?とても広いキッチンだ。


ステンレスの大きな鍋はコンソメスープを煮込んでるんだろう。大量に作ってあるようだ。すごくいい香りがする。


飲食業も儲かるんだろうな。ただ夜遅くまで拘束されるってどうなんだろう。葬儀屋よりはマシか。


「グラス……グラスっと」


大き目のワイングラスを手に取った。食器棚には高級感溢れる、お皿やグラスで埋め尽くされていた。煌びやかで料理も映えそうだ。


「大き目のワイングラスのほうが空気に馴染んで、いい味でるんだよな~!

えっと、ワインワインはとぉ~」
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