最後の血肉晩餐
「……御呪いって何だよ? 意味不明なことを言っているんじゃねーよ。シスターに操られてるのか?」


「どういうこと? シスターは私に親切にしてくださってるだけよ」


「おい、よーく眼を凝らして見てみろよ! あれは人間に近い獣だろうよ? この悪臭は普通の人間じゃないぞ?」


「だってちゃんと御呪いは利いたのよ! だから貴方はここにいるの」


ジュルジュル、ズルズルとマナー違反の食事の音が、俺達の会話のバックミュージック変わりになっていた。


「だから何だよ! その御呪いっていうのはさぁ? 教えろよ。それから鎖を外せ!」
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