最後の血肉晩餐
 ――ぐちゅ、ぐちゅ、ギギギギ……


「ぐええええっ!!!!」


もうすぐ声帯もやられる。もう終わりなんだな……


死の音と供に、命の蝋燭の火が微風に揺らされ、今にも消されそうだ。


小さな炎の周りには、今か、今かと南、ちなみ、洋子、優香、江里が微笑みながら円陣を組み、灯火を眺めている。


その光景を亮は腹を抱えて笑っていた。賢二は?


そんな悲しい顔をして……もうすぐ俺が側にいくのになんて表情してるんだよ……
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