最後の血肉晩餐
 シスターが眠っている間に帰って欲しい。睡眠薬を入れたとは言え、もしも……もしも目覚めてしまったら……その時は水戸さんと私は殺されるかも知れない。


私は将来の目標も希望もない人間。動物のように食し、生きるだけの人間。


これからは穏やかに過ごせたら良いなとは思っていたけど、所詮罪を犯した人間。


死んでもカマワナイ。


でも、もう一度友介をコロシタクハナイ……。


――シスター、許してください。
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