そして 君は 恋に落ちた。






ガコッとエレベーターの壁に寄りかかる。


大きく息を吐き目を閉じると、どうしても浮かぶのは先輩と瀬川さんで。


……今頃は、二人一緒なんだろうな。



瀬川さんのあのニヤリと広角を上げて笑う顔。
正直、気分いいもんじゃない。
春日さんも女の一人暮らしの家に男上げるとか、少し考えればいいのに…。

あの人普段ガード堅いくせに、こうゆう時緩くなるんだよな。俺の部屋にも入ったし…。だから2回目もすんなりだったんだけど。
でも、これが他の男だったらどうなってた、か………………


……………
…………………………

ま、どうでもいいか。





先輩は俺のモノじゃないし。
俺も、先輩のモノじゃないし。

あの人が誰を連れ込もうが誰といようが。それを俺がどーこー言う立場ではない。



頭の中の思考にいい加減うんざりした時、タイミング良くエレベーターが扉を開けた。



< 246 / 378 >

この作品をシェア

pagetop