そして 君は 恋に落ちた。
ガコッとエレベーターの壁に寄りかかる。
大きく息を吐き目を閉じると、どうしても浮かぶのは先輩と瀬川さんで。
……今頃は、二人一緒なんだろうな。
瀬川さんのあのニヤリと広角を上げて笑う顔。
正直、気分いいもんじゃない。
春日さんも女の一人暮らしの家に男上げるとか、少し考えればいいのに…。
あの人普段ガード堅いくせに、こうゆう時緩くなるんだよな。俺の部屋にも入ったし…。だから2回目もすんなりだったんだけど。
でも、これが他の男だったらどうなってた、か………………
……………
…………………………
ま、どうでもいいか。
先輩は俺のモノじゃないし。
俺も、先輩のモノじゃないし。
あの人が誰を連れ込もうが誰といようが。それを俺がどーこー言う立場ではない。
頭の中の思考にいい加減うんざりした時、タイミング良くエレベーターが扉を開けた。
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