冷たい世界の温かい者達
「おっと、随分長く居たな。
急ぎの用はねぇのか?」
「嫌、攫ってきたから暴露たらヤバいくらいだ」
「それ大分やべぇよ」
カラカラと笑って、俺達に手を振った。
「どっかの洒落たカフェでも行ってこい! 赤と緑のペアルックか?」
……クリスマス過ぎで正月ムードだっつーの。
赤と緑じゃなくて紅と白だっつーの。
『……うん、バイバイ』
うん、そんな反応の仕方しか出来ねぇよな。
2人で店を出て、暫く歩いた。