冷たい世界の温かい者達





「おっと、随分長く居たな。



急ぎの用はねぇのか?」



「嫌、攫ってきたから暴露たらヤバいくらいだ」




「それ大分やべぇよ」





カラカラと笑って、俺達に手を振った。



「どっかの洒落たカフェでも行ってこい! 赤と緑のペアルックか?」



……クリスマス過ぎで正月ムードだっつーの。



赤と緑じゃなくて紅と白だっつーの。




『……うん、バイバイ』




うん、そんな反応の仕方しか出来ねぇよな。




2人で店を出て、暫く歩いた。






< 272 / 372 >

この作品をシェア

pagetop