復讐ストーカーゲーム1
「なんだよ犬飼さん、どうしたの?」


「坊ちゃん。あの奥様全然喋らないでゲス。折角の美味しい食事も、どうしてなのかが気になって、ちっとも味がしないでゲス」


「ああ悪いね。極度の人見知りらしいんだよ。そこをなんとかお願いするよ」


犬飼は突然怯えた。ひん曲がった顔に青白さが差し込んだ。


「ヒィ!!!! 出たでゲス!!!!」


「どうしたの? 犬飼さん?」


犬飼の視線の先。ローストビーフコーナーを見ると、先程のシスターが物凄い勢いで肉を食い尽くしている。


「こ、怖いでゲス! 坊ちゃん。あの尖がった歯が、牙に見えないでゲスか?」


「え?」
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