復讐ストーカーゲーム1
「あ、あのう、彼のことを好きだったんですよね? 信じていれば良かったんでは……」


「私は彼が大好きだったの! 

二人の時間を遮るメールなんておかしいじゃない? そんなの今やらなきゃいけないこと? 折角二人でいるのに?」


「そ、それは……」


強い口調で言う信子に、口を噤んだ。


「私は彼の携帯を恐る恐る手に取ったわ……もう我慢が出来なかったの。

一度見ればハッキリする。もしかして本当に、なんでもないメールなのかも知れない――安心したかった。彼の愛を信じたかった」


目が潤み、今にも涙を零しそうだった。
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