幸せの掴み方
柚葉は、驚きながら、俺と一緒に、もう一軒付き合ってくれることに
なり、俺は、行きつけのバーに連れて行き、

「「かんぱい」」

アルコールに強くない柚葉は、少し顔を赤らめながら、カクテルを飲んでいる。

「柚葉は、どこに住んでいるの?」

「はい、〇〇駅で、10分程歩いたところのマンションです。」

「そっか・・・一人暮らしなの?」

「はい、大学を卒業して、一人暮らしを始めたんです。結構快適ですよ!」

「俺は、大学の時から一人暮らしだな・・・・結構家事もするけど
 今は、仕事が忙しくて、思うようにならないよ・・・・」

俺は、そんな話をしながら、柚葉の事を色々聞いた。

柚葉は、O大を出ており、陽介の後輩にあたることも判明した。

柚葉の話を聞いていると、かなり自分に自信がないらしく、目立つことも
嫌みたいだった・・・・

俺は、今まで付き合って来た女にはいないタイプの柚葉に、益々
興味を持った。

しかし、俺は、興味があるだけで、その時は、それ以上の感情は
認識していなかった。
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