幸せの掴み方
柚葉は、菜々美が帰って来ると、今日の出来事を話す菜々美の話を
聞いていた・・・・

圭祐が、菜々美に携帯を預けた話を美代子からも聞き、これも圭祐が
菜々美と話がしたいのと、父親として菜々美を思っているのだろうと
考え、菜々美に約束をさせた。

「菜々美、パパの言う通り、幼稚園やお友達と遊んだりするときは、
 持って行かない。
 必ず、家で、ママに聞いてから使う事。
 良いかな?」

「うん、解った。」

「菜々美はお休みでも、パパはお休みじゃない時も沢山あるから
 菜々美がパパと話したいとき、ママに言ってくれれば、ママから
 パパに、これから菜々美が電話を掛けます!って、連絡入れるからね!」

「うん・・・パパと話したいとき、ママに言えばいいのね!」

「そうよ・・・・・出来るかな?」

「うん、出来るよ・・・」

菜々美は、柚葉と約束をし、今日、楽しかった事を、また話始めた。

その会話の中で、圭祐が社長になる話も出てきて、柚葉は、益々
圭祐が遠い存在になっていくようだった。

柚葉は、菜々美が眠った後、一人、ソファーに凭れながら、

「パパは、今度は、社長さんになるんだって・・・・・
 遠くなっちゃったね・・・・・ゴメンね、ママとお姉ちゃんと
 三人で仲良くして行こうね!!」

柚葉は、お腹を撫でながら、そう話しかけた・・・・・
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