幸せの掴み方
菜々美の誕生日祝いは、今年は、柚葉と菜々美と湊と美代子の4人で祝った。

「「「菜々美、お誕生日、おめでとう!!」」」

皆からプレゼントを貰った菜々美は、上機嫌に

「ありがとう!!」と、皆の頬に、キスをして回った。

柚葉の作った料理を皆で食べ、菜々美は、

「来年は、真ちゃんも一緒だね!?」

菜々美の言葉に、柚葉は、嬉しくなって、

「菜々美、もうすぐ、真ちゃん、生まれて来るけど、仲良くしてね!」

「うん!! ママのお手伝い、任せてね!!」

菜々美は、真之介が生まれてくることを、本当に楽しみにしている。

その後、菜々美は、はしゃぎ過ぎた為か、いつもの就寝時間よりも早く
眠りに付き、美代子も、菜々美が眠ると、自分の部屋に帰って行った。

残った湊と共に、柚葉は、後片付けをし、ソファーに寛ぐと、湊が

「柚葉・・・・・真之介の出産の時、俺が立ち会ってもいいか?」

湊の真剣な顔を見て、柚葉は、答えに詰まっていると

「柚葉、俺は、お前を今も昔も愛してる。
 俺は、柚葉と家族になりたいんだ・・・・
 もちろん菜々美や真之介の事も含めてだ・・・・」

「湊・・・・・・」

柚葉は、湊の言葉に、自然と湊に抱きついた・・・・・
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