幸せの掴み方
湊の撮った写真は、どれもが綺麗に撮れていて、

「うわぁー・・・・これが私なの?」

「そうだよ・・・柚葉だ。俺の柚葉だよ・・・・・」

柚葉は、改めて湊のカメラマンとしての腕を、認識した。

普段、モデルとしても撮って貰ってはいたが、今回の写真は、今まで
撮って貰った中で、柚葉は、一番気に入った写真だった。

「これを、部屋に飾ろうか?」

「えっ・・・・でも・・・恥ずかしい・・・・」

「大丈夫だよ。これなんか綺麗だろ!?」

その写真は、柚葉の後ろから、湊が抱きしめ、湊の腕が、柚葉の胸を
隠しながらも、愛しそうにお腹に二人で手を当てている写真だった。

「うん、これならいいかな!?」

柚葉がそう言うと、湊は嬉しそうに、

「良し!! これを飾ろう!!」

こうして、湊の思惑通り、柚葉のマタニティーヌードを撮り、
これを機会に、二人の仲は、益々深まって行った。

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