幸せの掴み方
「お父さん~こっちこっち・・・・・」

「菜々美、走ると転ぶぞ! 」

湊は菜々美にそう言いながら、菜々美を追いかけていた。

今日は、家族で桜を見に来ている。

湊と結婚してから、湊はよく家族の写真を撮っていて・・・・

お陰で湊と結婚してからの菜々美の写真の枚数が、湊と結婚する前の
写真の枚数と同じくらいになって、柚葉は呆れている。

真之介に至っては、既に何冊ものアルバムが出来ていた。

今日も、湊の休みと菜々美の休みが重なったので、家族で桜を見に
4人で出かけている・・・・

「綺麗ね・・・・・・」

「うん、そうだな・・・・日本と言えば、桜だよな!

 去年は、帰って来た時には桜は終わっていたから、今年は楽しみに
 していたんだ・・・・・

 ほら、菜々美、そこに立ってごらん!」

湊は、菜々美を桜の木の前に立たせ、写真を撮り始めた。

柚葉も真之介を抱きながら、菜々美と一緒に並んで、写真を撮って
貰い、終いには4人で一緒に写真を撮っていた。

子供の成長は、早いもので・・・・子供と関わっていられる時間は
意外に短い・・・・

柚葉も湊も、今、子育てを楽しむように、菜々美や真之介との
時間を大切にしていた。
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