幸せの掴み方
今日は、久しぶりに社長とお供で、接待に同行することになっている。

柚香は、少し、ワクワクしながらも、朝から、テンションが高かった。

ランチの時も、早苗に、

「あら、今日は、ご機嫌ね!?」

「うん、まぁーね! 明日はお休みだしね!

 あっ、その週刊誌・・・・早苗、買ったの?」

「うん、だって、柚の記事載っていたから・・・・思わずね!」

二人で、その週刊誌に目を奪われたのは、カリスマモデルの柚が、離婚した
記事が掲載されていたのだ・・・・

記事によると、夫であった久瀬 湊は、フランスへ永住する為に、渡仏したが
妻の柚は、久瀬には付いて行かず、離婚して日本に残ることになったと
報じていた。

「結局、『カリスマモデル』とか言っても、所詮、表向きだけで、実は
 悪妻だったのかしら?・・・・」

早苗がそう呟くと、柚香も、柚の離婚は、ショックだった。

「本当にねぇ・・・・。何か、騙された気分だよね!?・・・・」

週刊誌は、湊と柚葉の事を、面白おかしく、書き立てていた。

その内容を、圭祐や柚葉、それに湊が読んだら、裁判にもなりかねない様な
記事の内容だった。

週刊誌では、柚葉は、『魔性の女』と、称され、男を手玉にとって
自分がのし上がっている・・・・

そんな事を書かれていた。
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