幸せの掴み方
引っ越しの荷物を運び終わった週末、わざと荷物をそのままにし、朝早くから
柚葉の部屋のチャイムを鳴らした。
多分この時間は、朝食もまだだと踏んでの訪問だった。
予想通り、柚葉の驚きに加え、子供達の喜びようは、圭祐の気持ちに
拍車をかけた。
そして思惑通り、久しぶりに柚葉の作った朝食を食べ、その後、義母の
美代子の部屋に、圭祐は挨拶に行った。
「お久しぶりです。」
「あら、圭祐君・・・・まぁー上がって・・・コーヒーでも淹れるから・・」
「お邪魔します・・・・・」
圭祐は、美代子とは、時々、仕事の関係上、会う事があったが、美代子の
入院は知らされてなかった。
「お義母さん、具合は、いかがですか?」
「ありがとう・・・まだ本調子には、ほど遠いけど、少しずつ体を
慣らして行っているわ・・・・
ところで、こんなに朝早く、どうしたの?」
「はい、実は、下の階に引っ越してきました・・・・」
「へっ・・・・・」
圭祐の言葉に、美代子も呆気にとられ、呆然とした。
「この間の柚葉の入院もあって、今、久瀬さんがいなくなった以上、僕が
柚葉と子供達を守りたいんです・・・・
久瀬さんが出立する前日、会って、久瀬さんからも頼まれたんです・・・
僕が、柚葉と結婚していた時は、柚葉を守るどころか、
柚葉に甘えるだけの生活で・・・・
それが当たり前になっていて、柚葉の大切さに気が付かなかったんです。
そして、僕の我儘で、勝手に離婚し、その後一人になった時、
・・・・どれだけ後悔したか・・・・
ましてや、その後真之介まで生まれて・・・・
だから、柚葉が久瀬さんと再婚した時は、本当に後悔しました。
何でもっと早く、柚葉に謝らなかったんだろうって・・・・
戻って来てほしい!! って、何で言えなかったんだろうって・・・」
柚葉の部屋のチャイムを鳴らした。
多分この時間は、朝食もまだだと踏んでの訪問だった。
予想通り、柚葉の驚きに加え、子供達の喜びようは、圭祐の気持ちに
拍車をかけた。
そして思惑通り、久しぶりに柚葉の作った朝食を食べ、その後、義母の
美代子の部屋に、圭祐は挨拶に行った。
「お久しぶりです。」
「あら、圭祐君・・・・まぁー上がって・・・コーヒーでも淹れるから・・」
「お邪魔します・・・・・」
圭祐は、美代子とは、時々、仕事の関係上、会う事があったが、美代子の
入院は知らされてなかった。
「お義母さん、具合は、いかがですか?」
「ありがとう・・・まだ本調子には、ほど遠いけど、少しずつ体を
慣らして行っているわ・・・・
ところで、こんなに朝早く、どうしたの?」
「はい、実は、下の階に引っ越してきました・・・・」
「へっ・・・・・」
圭祐の言葉に、美代子も呆気にとられ、呆然とした。
「この間の柚葉の入院もあって、今、久瀬さんがいなくなった以上、僕が
柚葉と子供達を守りたいんです・・・・
久瀬さんが出立する前日、会って、久瀬さんからも頼まれたんです・・・
僕が、柚葉と結婚していた時は、柚葉を守るどころか、
柚葉に甘えるだけの生活で・・・・
それが当たり前になっていて、柚葉の大切さに気が付かなかったんです。
そして、僕の我儘で、勝手に離婚し、その後一人になった時、
・・・・どれだけ後悔したか・・・・
ましてや、その後真之介まで生まれて・・・・
だから、柚葉が久瀬さんと再婚した時は、本当に後悔しました。
何でもっと早く、柚葉に謝らなかったんだろうって・・・・
戻って来てほしい!! って、何で言えなかったんだろうって・・・」