幸せの掴み方
そんな微妙な関係のまま、春を迎える頃、柚葉は、決算もあって仕事が
忙しく仲、体調を崩していた。

「柚葉、具合、悪いの?」

「うん、大丈夫。最近、怠いんだよね・・・・それに微熱もあって・・・・」

優香にそう答えると、優香が、

「柚葉・・・・まさか妊娠してないよね?」

「えっ・・・妊娠?」

柚葉は、一瞬考えたが、元々不順だった為、2か月生理がないのは
良くあることで、妊娠は考えてもいなかった。

「解らない・・・・・・」

「今日、確かめた方が良いよ!!」

「・・・うん・・・・そうする。」

柚葉は、優香の言うように、もし妊娠していたら・・・・・・

考えると、恐ろしかった。

圭祐は、たとえ愛人の子でも、次期社長の椅子が待っている。

自分は、所詮庶民の子、圭祐と身分的にも釣り合う事はなく、
結婚は・・・・多分無理だと・・・・・・

柚葉は、妊娠していないことを祈りながら、その日は、自分の
マンションに帰らなきゃならないと、圭祐に連絡を入れて柚葉は、
自分のマンションへ帰った。
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