誠につもる白雪かな
近「そういえば凛はどうした?あの子は呼ばなかったのか?」


平「総司声かけなかったの?」


総「え?僕はてっきり土方さんが謝りついでに誘ったと思ってましたよ?」


顔を見合わせる中斎藤が立ち上がった。


斎「呼んで来る...」


新「頼んだ!」


そう言って出て行こうとすると偶然凛が通りかかった。


左「おぉ!ちょうど良かった!呼びに行こうと思ったんだよ!」


平「さぁさー!入って飲もうよ!」


総「凛!こっち来てよ!」


自分の隣をポンポンと叩いた沖田。


凛「いや...遠慮しとく...」


真顔のまま答えた凛に固まった。


山「土方くんは理由があって少し苛立っていたみたいです。あなたの意見を採用することになりましたよ。」


新「とにかく座れよ!」


凛の腕を掴んだ永倉の手を離した。


近「凛さん?」


心配そうに見つめる近藤。


凛「あまり...体調が優れないので今夜は遠慮します。」


それを聞いた斎藤と山南の顔色が一瞬変わったのを土方は見逃さなかった。


土「風邪か?」


凛「そんなところです。失礼します。」


去って行った凛を追いかけようとする斎藤を土方は引き止めた。


土「ほっとけよ。機嫌が悪いんだろ。女なんてそんなもんだ。」


平「さっすが!女に慣れてますね〜!」


土「ったりめぇだろ!」


そんな中、山南と斎藤は黙ったまま視線を合わせた。
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