誠につもる白雪かな
カキンッ!



カシャン!!



二人は互角と言っても良かった。



凛は時折咳き込み少量の血を吐いてはいたがそれでも岡田へ斬り込んでいた。



凛「はぁっ...ゲホッ...なかなか...やりますね...」


岡「お前もな...はぁ..良い加減...諦めやがれ...」


二人は肩で息をしながらも引こうとはしなかった。


そんな二人を中岡と武市は黙って見つめていた。


中「なかなかやりますね...彼女。」


武「だが如何せんあの身体じゃ以蔵に張り合うなんて無理だよ。片腕切り落とすのが、関の山だ。」


鼻で笑うと中岡を一瞥する。


中「片腕切り落とすって...そんな物騒な...」


武「本気にするな。ただの戯言だ。小娘相手なら私達が刀を抜く事も無く以蔵が切り捨てるだろう。まぁ見てなさい。」


再び二人に目を向けると退屈そうに首を鳴らした。


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