誠につもる白雪かな
総「はぁっ...はぁ!」


土「おい総司!いたか⁉」


総「見つかりません..はぁ...」


斎「こっちもだ!」


平「どこいったんだよ!」


土「ちっ...遅かったか...」


皆は屯所近くにまで戻って来ていた。


山「土方君。今夜はもう遅い。明日仕切り直した方がいいのでは?」


土「あぁ...永倉、左之助、馬を小屋に戻して来てくれ。それから近藤さんにあと少し探したら帰ると伝えてくれ。」


新「承知。」


左「あぁ。」


総「じゃあまた四半刻後に屯所で...」


泣きそうになりながら走って行く沖田を斎藤が止めた。



斎「待て‼」


平「どうした?」


斎「音が...聞こえないか?」


土「音?」


それは本当に微かで耳を良くすまさなければ聞こえないほどだった。


総「金属音...?」


山「刀...斬り合いの音です‼」


斎「こっちだ‼」



斎藤を先頭に走り出した。



その音は意外にも屯所からすぐの場所だった。


< 204 / 247 >

この作品をシェア

pagetop