誠につもる白雪かな
総「だからって...どうしろっていうんだよ...ねぇ凛」
結局山南から話を聞いた日から稽古も巡察もまともに出来てない。
挙げ句の果てに土方さんには怒鳴られる。
ねぇ凛...君は今何を思ってるの?
総「ふっ...なんて寝てるやつに聞いても仕方ないのにね。」
自嘲した笑みを浮かべながら沖田は凛の手を握った。
総「ねぇ、凛?起きたらどこへ行きたい?甘味処に行きたいんじゃない?あ、昨日巡察に出たときにね、君に似合いそうな簪を見つけたんだよ。うーんでも折角ならお揃いがいいな。それなら刀の柄紐にしますか?」
ふっと沖田は顔を覗き込んだ。
総「ねぇ凛...僕さっきからこんなに話してるじゃないですか...返事くらい...して下さいよ...」
凛の白い頬に手を当てる。
総「まだ...死ぬには早いよ...僕と夫婦になってシワシワになるまで生きて...沖田さんの奥さんは若い時は美人だったのにねって...あの時死んでればよかったのにねって言われるまで生き続けるんだよ...」
俯いた沖田の瞳から凛の頬に涙が落ちた。
総「君を...愛してる...」
結局山南から話を聞いた日から稽古も巡察もまともに出来てない。
挙げ句の果てに土方さんには怒鳴られる。
ねぇ凛...君は今何を思ってるの?
総「ふっ...なんて寝てるやつに聞いても仕方ないのにね。」
自嘲した笑みを浮かべながら沖田は凛の手を握った。
総「ねぇ、凛?起きたらどこへ行きたい?甘味処に行きたいんじゃない?あ、昨日巡察に出たときにね、君に似合いそうな簪を見つけたんだよ。うーんでも折角ならお揃いがいいな。それなら刀の柄紐にしますか?」
ふっと沖田は顔を覗き込んだ。
総「ねぇ凛...僕さっきからこんなに話してるじゃないですか...返事くらい...して下さいよ...」
凛の白い頬に手を当てる。
総「まだ...死ぬには早いよ...僕と夫婦になってシワシワになるまで生きて...沖田さんの奥さんは若い時は美人だったのにねって...あの時死んでればよかったのにねって言われるまで生き続けるんだよ...」
俯いた沖田の瞳から凛の頬に涙が落ちた。
総「君を...愛してる...」