誠につもる白雪かな
凛「んっ....」



左手が暖かい。


懐かしい匂いがする。


...太陽のような香り。



総「凛⁉」




あぁそうだ...



貴方の香りだったね...



凛「総司...」



凛は目を開けて微笑んだ。



総「良かった...本当に良かった...」



沖田は目に涙を溜めながら凛を抱きしめた。



総「凛を失うと思ったら怖くて眠れなかった...」



凛「ごめんね?」



総「どこへも行かないで...」



凛「うん...総司...」



総「うん?」



凛「私の根付返して?」



すると沖田は目を見開いた。



総「帰りたく...なったの...?」



凛「違う。御守りにするから...それに私はもう未来には帰れないよ。」



総司の手を握り返す。



総「わかりました...」



そう言って戸棚から根付を取り出し凛に渡した。



凛「ずっとそばにいるよ。」



総「僕も...」



そっと口付けを落とすと微笑みあった。




総「皆を呼んできます。土方さんも謝りたいって。」



いたずらっぽく笑うと部屋を出て行った。


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