誠につもる白雪かな
凛「でも、お世話になっているだけだなんて嫌です。」


少し悩んだ後喜右衛門は苦笑した。


喜「まぁ...あんさんなら大丈夫やろ。女中に聞いて手伝ってくれますやろか?」


凛「はい!!がんばります!!」



そういうと炊事場に降りて行った。


夜九ツ半(00:30)には烝が来る約束になっている。


それまでに今日の情報をまとめて
手紙を塀の外へ渡す約束になっている。



まずは上手いこと蔵に潜入しなければならなかった。
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