【完】結婚からはじまる恋《2》
優也さんはお爺さんの近藤さんから執事の仕事を仕込まれてるので、本当に何をしても手際いい。



私はカウンターのスツール座って、キッチンに立つ優也さんを見つめる。



優也さんが卵をボールに割るだけでカッコいいと思ってしまう。



スピーディな動きで卵を菜箸でシャカシャカと泡立てて、熱したフライパンに流し込む。



最近、作るオムレツも朝食もすべて…優也さんの手料理。





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