【完】結婚からはじまる恋《2》
一族たちはじぃちゃんの選んだ相手とは言え、俺の結婚を好意的には見ていなかった。



不満だらけだったーーー・・・


早々にみんな、会議室を出ていった。


俺と優也が広い会議室に残される。



「優也…俺は深幸の様子を見てくる…」



「早急にお戻りください…午後からのスケジュールも詰まっているので」




「わかってる・・・」




「…優也お前だけだな…俺と深幸を好意的に見ている人間は…」



「そう見えますか?」



優也は俺に問い返した。



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