【完】結婚からはじまる恋《2》
俺は医務室に眠る深幸の元に行った。



「頼…?」



「起こすつもりはなかった…悪い…深幸」




「…仕事は大丈夫なんですか?」




「ああ。会議は無事に終わった・・・」



心の何処かで会議の既決には不満が残っているが…


俺個人の考え方で会社の方針を曲げるワケにはいかない。



「そうですか・・・」




深幸は俺に気を遣って、上体を起こす。




「寝てていいんだぞ」



「大丈夫です」



深幸は少し疲れた表情に笑顔を貼り付ける。



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