今すぐここで抱きしめて
あまりにも真剣な眼差しで見詰め合ったまま視線を外すことができなくなっていた頃、突然、店内の明かりが暗くなった。
「え……、何!? ウソ、なんで!?」
BGMがバースデーソングに変わり、目の前に可愛くデコレーションされたケーキプレートが置かれた。
これ、飯田くんがわざわざ?
ロウソクの火越しに見える飯田くんは照れくさそうな表情でそっぽ向いていて、
「ありがとう」
「……べつに」
そっけない返事だけが返ってきた。
照れているのがすごく分かるからそんな返事でも不快に思わず、むしろ嬉しく思った。
「記念に写真のサービスがありますので、どうぞ彼女さんの隣りに」
デジカメを持った店員さんが促すように飯田くんを私の隣へと座らせるから、ソファー席のせいですごく近くに体温を感じる。
なんか、触れるか触れないかのこの距離にドキドキするし……
写真の中の私、ちゃんと笑えているのかなぁ。
「え……、何!? ウソ、なんで!?」
BGMがバースデーソングに変わり、目の前に可愛くデコレーションされたケーキプレートが置かれた。
これ、飯田くんがわざわざ?
ロウソクの火越しに見える飯田くんは照れくさそうな表情でそっぽ向いていて、
「ありがとう」
「……べつに」
そっけない返事だけが返ってきた。
照れているのがすごく分かるからそんな返事でも不快に思わず、むしろ嬉しく思った。
「記念に写真のサービスがありますので、どうぞ彼女さんの隣りに」
デジカメを持った店員さんが促すように飯田くんを私の隣へと座らせるから、ソファー席のせいですごく近くに体温を感じる。
なんか、触れるか触れないかのこの距離にドキドキするし……
写真の中の私、ちゃんと笑えているのかなぁ。