今すぐここで抱きしめて
「さっき倉田さん(彩ちゃん)が騒いでいたのって、それですか?」
凝視している飯田くんの視線から隠すようにそれに触れた。
それでも、見透かすようにじっと見つめられていて、
「……飯田くんには関係ないでしょ」
なぜか責められているような気分になって、口調が自然ときつくなる。
それよりも、
「“歩美さん”って。そんな風に呼んでなかったじゃない」
「みんなから呼ばれてるじゃないですか。これから一緒に仕事するわけなんですから、俺もそろそろ呼んでもいいですよね?」
確かに何年も一緒のスタッフは私をファーストネームで呼ぶから、飯田くんにだけ呼ばないでなんて言えない。
それに、もうみんなの前で呼んでいたし。
っていうか、なんかキャラ変わってない?
私の前で、俺なんて言ってなかったはず。
凝視している飯田くんの視線から隠すようにそれに触れた。
それでも、見透かすようにじっと見つめられていて、
「……飯田くんには関係ないでしょ」
なぜか責められているような気分になって、口調が自然ときつくなる。
それよりも、
「“歩美さん”って。そんな風に呼んでなかったじゃない」
「みんなから呼ばれてるじゃないですか。これから一緒に仕事するわけなんですから、俺もそろそろ呼んでもいいですよね?」
確かに何年も一緒のスタッフは私をファーストネームで呼ぶから、飯田くんにだけ呼ばないでなんて言えない。
それに、もうみんなの前で呼んでいたし。
っていうか、なんかキャラ変わってない?
私の前で、俺なんて言ってなかったはず。