社内人気No.1のアイツに不意打ちで愛されています。
それは、同じ部署になり実際話してみても変わることなく
『…そういうことばかり言ってるから、疲れるほど好かれるんじゃないですか?』
『っ…結構です!!』
『期待なんてしてません!!』
彼女はすぐ怒るしガードは硬いし、けどそのくせ少しからかうとすぐ照れる。
耳まで真っ赤にして、俺の言葉一つ一つにいちいち反応を示すから、だから余計にからかいたくなるんだよ。
『…すみま、せ…』
不意に思い出すのは、あの夜の涙ぐんだ顔の上目遣い。
「…、」
途端に気持ちは一気に萎え、俺は彼女の体から手をするりとほどいた。