社内人気No.1のアイツに不意打ちで愛されています。



それは、同じ部署になり実際話してみても変わることなく





『…そういうことばかり言ってるから、疲れるほど好かれるんじゃないですか?』

『っ…結構です!!』

『期待なんてしてません!!』





彼女はすぐ怒るしガードは硬いし、けどそのくせ少しからかうとすぐ照れる。

耳まで真っ赤にして、俺の言葉一つ一つにいちいち反応を示すから、だから余計にからかいたくなるんだよ。





『…すみま、せ…』





不意に思い出すのは、あの夜の涙ぐんだ顔の上目遣い。



「…、」



途端に気持ちは一気に萎え、俺は彼女の体から手をするりとほどいた。



< 122 / 204 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop