社内人気No.1のアイツに不意打ちで愛されています。



「下心のある男に誘われてたみたいだから、助けてあげたんだよ」

「誘われてって…みんなで食事しようって話してただけです」

「俺にはそうは見えなかったけど」



ひと気のないそこでは、二人の小さな声だけが響く。



「…それに、下心しかないような人に言われたくないですし」

「失礼な。俺のどこが下心しかないって…」

「襟、ついてますよ」

「へ?」

「ファンデーション」

「!」



その言葉に襟元を見れば、俺の白地に薄い水色のストライプ柄のワイシャツ襟にはほんのりと肌色のファンデーションがついている。


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