社内人気No.1のアイツに不意打ちで愛されています。
しかもさらに案の定彼はとても人気者のようで、あっという間に女性社員たちに囲まれわいわいとその場を離れて行く。
「…何かすごい人が異動してきたね」
「あいつは昔からあんな感じだからなー。女にはみんなに優しいし、来るものは拒まないし」
「で、あのハーレム状態」
「くそっ、これだからイケメンは!」
「……」
オフィスの真ん中の彼の席からは、わいわいとにぎわう黄色い声たち。
その声を聞きながら、私は作業の続きに戻る。