社内人気No.1のアイツに不意打ちで愛されています。
「…そんなに飲むなんて珍しいですね」
「んー…怪我治るまで禁酒してたからさぁ…」
「そうですか。じゃあ私は先に帰ります」
「もう帰るの?じゃー俺も帰る…」
「私は送りませんし酔っ払いの世話もしませんよ」
「えー?前回吐いてる君を世話してあげたのはどこの誰かなー?」
「うっ!」
不可抗力とはいえ、前回酔っ払った時つきっきりで世話をしてもらった私。その話を持ち出されては言い返せない。
「…ね?」
「……」
にっこりと浮かべられる笑みに、私はまたひとつため息をついて頷いた。