社内人気No.1のアイツに不意打ちで愛されています。
「大丈夫ですか?」
「へーきへーき…」
が、そう言いながらも彼はヨタヨタと歩きゴンッと壁に頭をぶつけている。
「……」
(どう見ても大丈夫じゃないでしょ…)
仕方ない、そう諦めて私もタクシーを降りる。
「すみません、やっぱり私も降ります」
「はいよ、じゃあお釣りね」
そしてお釣りを受け取り、まだヨタヨタと歩いている氷室さんの元へと駆け寄り、その体を支える。